ダイエットにおすすめのサウナの健康・美容効果とは!?【整うの正体も解説】
サウナに入るとだらだらと汗が出ますよね。それで痩せるのでは?
と思うかもしれませんが、汗をかいて出てくるのは水分。
だから、汗をかくだけではやせませんが、
サウナで芯から身体を温めることで、痩せ体質を作ることは出来ます。
疲れを取ったり、代謝を良くしたり、
サウナにはいいことがたくさんあるので、是非利用して欲しいですね。
サウナにはどのような効果があるのか、また、効果的な入り方などについて詳しくご紹介します。
サウナの健康・美容効果
①血行が良くなる
サウナに入るととにかく熱い。
入った瞬間から灼熱地獄ですね。
でもその熱さで血管が拡張して血流もアップ!
血行が促進されます。
入っていると心臓がどくどくしていることがわかると思うのですが、
それは一生懸命心臓が血液を身体に送り出しているということです。
つまり、血行が良くなっていること。
循環する血液が増えれば、
身体も温まり、冷え性の改善にも役立つでしょう。
たった5分くらいでもかなり血行が良くなっていることがわかると思います。
巡りの良い身体になるサウナで身体を温めると、血流は普段の2倍になるそうです。
血行がよくなるということは、
身体の隅々まで酸素や栄養素を送る力がアップするということですし、
老廃物も排出しやすくなっていきます。
身体が冷えていると老廃物がたまりやすく、
疲れやすくなったり、太りやすくなったりします。
何でも溜め込む身体になってしまうんです。
サウナで血行が良くなれば、
無駄のものを溜め込まない、巡りの良い身体を作れます。
汗をかくこと=脂肪燃焼ではありませんが、
身体の巡りが良くなって、太りにくい身体を作ることも出来るでしょう。
②肩こりなど身体の痛みの改善
筋肉が凝り固まっていると血流が悪くなり、
血流が悪いとさらに筋肉がこるという悪循環。
肩こりや腰痛がひどい人は身体が冷えている人が多いんです。
ですから、サウナで血行促進することによって筋肉の凝りもほぐれ、
身体の痛みも和らいでいくでしょう。
③むくみの改善
むくみのある人は血液やリンパの流れが悪くなっています。
老廃物もたまりがち。
むくみは筋肉を動かさないとダメなので、
運動するかリンパマッサージをするしか解消する方法がありません。
でも、じっとしていても身体の巡りを良くして、
むくみの改善に役立つのがサウナなんです。
血行が良くなるのと同時に
リンパの流れも良くなってむくみもスッキリするでしょう。
④免疫力の向上
私たちの細胞は温められると免疫力が高まるという性質を持っています。
それをヒートショックプロテインといいます。
熱が加わったことで細胞は一度損傷するものの、
ヒートショックプロテインという細胞が生まれることで、
傷ついたタンパク質を修復して細胞を活性化させます。
また、免疫細胞の働きを強化してくれるので、免疫力が高まるのです。
ヒートショックプロテインは
体内で1週間ほど働いてくれるのですが、
そのパワーがピークになるのは作られてからだいたい2日後になります。
⑤自律神経のバランスを整える
ストレスがたまっていたり、寝不足などで疲労が続いていると
自律神経のバランスも乱れがち。
そんな時、高温のサウナに入ると自律神経の交感神経が活発になります。
そして休憩時間にはリラックスして副交感神経が優位になります。
サウナに入ることで
強制的に自律神経を働かせることによって、そのバランスを整えていくのです。
⑥汗腺を鍛えられる
暑い季節でも
あまり汗をかかない人が多いのではないでしょうか。
1年中エアコンが効いていて汗をたっぷりかく機会が減っていますよね。
汗をかかないと汗腺が段々弱ってきます。
汗腺の働きが悪くなると、
ベタベタで臭いのある汗が出てきたり、
気温の上昇とともに急に大量の汗をかくようになったりと、いいことがありません。
サラサラのいい汗をかくには汗腺を鍛えることが大事。
適度に汗はかかないといけないんです。
たまにはサウナでたっぷりいい汗をかきましょう。
美肌効果も期待できる顔にかく汗はいやなものですが、
肌の潤いを保つためには適度な汗も必要です。
汗は皮脂と混ざって皮脂膜を形成します。
この皮脂膜は肌を外部刺激から守り、潤いをキープするには描かせないもの。
でもあまり汗をかかないでいると、皮脂ばっかりが出てしまい、
乾燥するのにベタベタするというインナードライ肌になってしまいます。
サウナで汗をかく習慣をつければ
さらっとしたいい汗をかけるようになるので、肌の潤いもアップするでしょう。
また、たっぷり汗をかくことで、
毛穴の奥に詰まっている汚れや老廃物もスッキリ排出することが出来ます。
汗をたくさんかくとお肌がつるっと感じがしませんか?
汗をかくだけでも毛穴の掃除が出来て、
新陳代謝も活発になり美肌効果が期待できるんです。
⑦運動しなくてもカロリーが消費できる
サウナのカロリー消費量はそれほど多くありません。
同じ時間ならウォーキングの方がカロリーは消費できるんです。
でも運動と違うところは、サウナは座ったままでカロリー消費が出来るという点です。
身体を動かさないのにある程度のカロリーが消費できるのはサウナくらいでしょう。
「整う」って何? 整うの正体とは!?
「整う」というのは、
「サウナ→水風呂→休憩」を数回繰り返すことで訪れる快感、トランス状態のこと指します。
サウナと水風呂の温冷刺激によって
脳内で「β-エンドルフィン」「オキシトシン」「セロトニン」の3つの物質が分泌されます。
「β-エンドルフィン」は、
モルヒネと同じような作用をする物質で、
鎮痛効果や気分の高揚・幸福感が得られる”脳内物質”です。
「オキシトシン」はストレス緩和、
「セロトニン」はうつ症状の改善・精神安定の効果があるそうです。
これらの物質が「整う」の正体だったのです。
■整うとはどんな感じか(世間の声)
・無我の境地
・頭がパッカーン!と開く感覚
・五感がブワ~っと開いて水を飲んだだけでも美味しいと思う
・一つ別次元に飛ばされる感覚
・天国にいるような感覚
・体毛が1本ずつ立ち上がっていく感覚
・頭が真っ白になる感覚
サウナに必要な準備
なるほどいろんな効果があるのねっていうサウナ。
で、行ったことないけど何が必要なのさって話ですよね。
サウナに必要なものはずばり!大量の水分です。
できるだけ入浴前にたくさん水を飲んでおくことをオススメします。
尋常じゃないほどの汗をかくので、
人によっては脱水症状になる危険性もあるため、しっかり水分補給しておきましょう。
また、サウナ・水風呂・外気浴の1セット終わりに毎回水分補給をしましょう。
できれば500mlのペットボトル2本分は持っていきたいところです。
また、ドライサウナという乾燥型のサウナでは
髪の毛が乾燥することを防いでくれるサウナハットというものもあります。
時折みかけるので髪の毛や頭皮の乾燥が気になる方はこちらも併せてチェックしてみてください。
正しいサウナの入り方やマナー
サウナは正しく入ることで
期待できる効果を最大限発揮することができます。
また、共用スペースでもあるためマナーについても確認しておきましょう!
事前準備
まずサウナに入る前の脱衣所の時点でしっかりと水分補給しておきましょう。
サウナ内では汗をたくさんかくため、ハンドタオルと水分は持参して入浴します。
施設によっては
おしりに敷くサウナマットなどを貸し出している場合もあります。
各施設のルールを事前にチェックしておきましょう。
全身を清潔に洗う
サウナでは事前に全身を清潔に洗っておくのがマナーです。
かけ湯などで済ませるのではなく、
その場にいる方々も気持ちよく使えるように清潔にしましょう。
また、サウナで整えたあとは基本的には湯船に浸かりません。
せっかく銭湯や温泉にきたのにもったいないと思う場合は先にお湯に浸かるようにしましょう。
サウナに入る(5~10分)
事前準備が整えばいよいよサウナに入ります。
基本的には5~10分程度がオススメです。
施設によって室内温度の差が結構あるので
その日のコンディションで変えるようにしましょう。
熱い空気は上にたまるため、
サウナの上段に行くほど体感温度は上がります。
可能であれば上のほうに座るようにしましょう。
また、座る際はあぐらを組んだり、体操座りのように足を上げるのがオススメです。
体温をムラなく上げることができるのでスペースがあれば足を上げて座りましょう。
室内には12分計が大概設置されているので、時間を計ってあとは耐えるだけです。
初めての人や久しぶりの方は過剰にムリせず、
もうヤバい!と感じれば出るようにしましょう。
目安としては背中の中心がじんわりあったまったなーと感じる程度です。
体表面に汗が噴き出てくるのでハンドタオルで都度拭くようにしましょう。
水滴がある状態では
新しく汗が出にくいのでこまめに拭いていきましょう。
水風呂に入る(数十秒~2,3分程度)
サウナから出たらできるだけ速やかに水風呂に入ります。
このとき、マナーとして汗を流すために風呂桶でかけ水するか、
ぬるいシャワーでサッと流します。
その後、ふぅーーーーっと息を吐きながら水風呂に入ります。
もうこれがマジでぬぅうあああぁぁあああああああぁぁああ!!!!!!!
やばああぁぁああいいいいい!!!!ってなります。
まじで冷たい。寒い日のプールみたい。
でもこの先に最高の感覚が待ってるので全力で耐えてください。
肩まで浸かるようにしましょう。
全身の力を抜いて入るとものの数秒程度で身体が慣れて寒くなくなります。
さっきまで激アツだったので意外とすぐ慣れます。
と、同時に全身がしびれているような感覚が襲ってきます。
体表の毛細血管がキュッとしまって
内側の太い血管の血流が非常にいいので脳の疲れが一気に取れます。
大体目安は1分ですが個人差があるので、
呼吸をして喉を通る空気がスース―してきたら上がるサインです。
上がったらすかさずハンドタオルで全身の水滴を拭きとります。
外気浴でリラックスする(5~10分)
水風呂から上がったらできるだけ最短で外気浴を行います。
施設によって異なりますが、
露天風呂や休憩所みたいなところが用意されているのでそこでとにかく休みます。
可能であれば横になるのが1番ですが、
椅子やベンチがあればそこに座って全身の力を抜きます。
まさに究極のリラックス状態になるので身体も心も一気に休んでる感じです。
一緒に来た人と話してもいいし、
ゆっくり目をつぶって深呼吸するのも良し。
大体5~10分程度休みましょう。
足先が寒くなってきたら早めに浴室内に戻るようにしてください。
ここで水分補給も忘れずに!
セット数は得たい効果に合わせて
1~4セットここまでのサウナ→水風呂→外気浴を1セットとします。
効果が薄れてしまうのでセットの途中で湯船に浸かるのはNGです。
そのあとの予定で作業や出かけるなど
『アクティブ』に過ごしたい場合は1~2セットあとは帰って寝るだけのような
『リラックス』したい場合は3~4セットがオススメです。
最終セットはサウナ→水風呂→ぬるいシャワー→脱衣所で着替えるといった感じです。
身体が完全に温まっているので意外とポカポカです。
まとめ
いかがでしょうか?
本記事では
ダイエットにおすすめのサウナの健康・美容効果について
ご紹介しました(^^♪
是非適度に取り入れて
リラックスして心豊かにしていきましょう!!